2025-11-25
でも、安心してください。
抗がん剤治療が終わると、綺麗な爪が生えてきます。
3か月~半年で生え変わりました。
●病院での副作用対策~治療中、冷やす!
病院に指先フローズングローブ(手用・足用)というのがありまして、
抗がん剤始まったら持ってきてくださいました。
(↑フローズングローブ )
原理としては、冷却することで血管を収縮させ、一時的に血流を低下させることで殺細胞性抗がん剤による毒性の発現率や重症度を低下させることができるのではないかという考え方によるものです。
同様の考えで、口内炎などの口腔粘膜炎予防の為に氷を食べる、脱毛予防の為に頭皮を冷却したりするなども、副作用対策として検討されております。
どんな感じで冷やしてもらっていたのかというと、
↑こんな感じです。
外来通院で治療しておりましたので、化学療法室で、リクライニングチェアーに座って点滴を受けます。
抗がん剤を点滴する時10~20分の間だけ、「フローズングローブ」という、保冷剤の入った冷え冷えの手袋と靴みたいなのを装着してもらいます。
これがタマらん冷たさでした。
病院によってはフローズングローブを置いていて、対応してくれるところと、対応してくれないところがあるようですので、確認してみてください。
しかし、
私は、途中から冷たくて辛くて我慢できなくってアイスグローブしていません(笑)
なので効果は不明です。
冷却手袋は、ドタキセル投与する人には有用。
下記は本に掲載されている内容です。
★タキサン系薬剤による爪変化に対する予防として冷却手袋は有用か? -推奨グレード C1b (科学的根拠はないが、行うことを否定しない)タキサン系薬剤による爪変化に対する予防として、冷却手袋を使用することを考慮してもよい。抗がん剤投与による爪変化への副作用は、タキサン系薬剤投与に多く報告されている。 そのなかでもドセタキセルはパクリタキセルよりも爪変化の報告が多く、その出現率は約30%との報告がある。 *参考文献:がん患者に対するアピランスケアの手引き 2016年版 P49そんなに強く推奨されているわけではありません。 本当に効果があるなら、保険適応で手や足など冷却してくれると思います。解ってはいるけど、冷やすって辛いです。 ●抗がん剤治療中の、爪の切り方 抗がん剤治療中、爪の切り方、注意してました。 深爪しないようにと、爪の形!! 巻き爪予防のためにも、スクエアオフという形が良いようです。 普段はラウンド型ですが、治療中は、スクエアオフ型にしてました。
●抗がん剤中の、爪のセルフケア(家で行っていたこと!)
毎日保湿。 オイルつけてました。
Dr.ネイル ディープセラム
(¥2,800)
おすすめ度 ★★★★☆ 1
●抗がん剤治療中のマニキュア
私は、仕事の関係でマニキュアできません。
治療重ねるごとに、爪の色が黒っぽく変色して、横線がでたり割れたりして、爪を見るたびに憂鬱な気持ちになっていました。
術後、しばらく仕事を休んでいる間、ジェルネイルなるものを初めてしたのですが、
爪先がかわいいだけで、気持ちがずいぶん明るくなると思いました。こんなことなら、治療中もやっといたらよかったー!!
目に入る手先が、乙女チックだと、気持ちも盛り上がります!!
*手術時・抗がん剤治療中は、ネイルやジェルネイルしていると健康状態を確認しにくいことがありますので、主治医もしくは担当看護師さんに相談してから行うようにしてください。
セルフネイル考えていらっしゃるなら、こちらの胡粉ネイルが発色もよく、
においも少なくて抗がん剤治療中でも使用しやすいです。
私は治療中、CG428の存在自体知らなかったのですが、2017年福岡の乳癌学会に行ったとき、商品展示されておりました。
育毛剤かと思ってみていると、爪にも効果があると書いておりました。
↓
メーカーの方にお話し伺うと、髪にも爪にも使用できるとのことです。
スプレー状ででてきて、サッパリとした液体で、スッキリとしたかすかな香りで、抗がん剤治療中のにおいが敏感な時でも使用できそうです。
CG428 ヘア&スカルプローション (¥7,560)
実際に使用したことはないので、使用感はレポート困難ですが、頭皮にも使用できるのは良いですよね。
●さわちゃんの結論
爪の副作用対策に、爪の切り方と、保湿に注意してください。
色々調べたり、気をもんだりしちゃいますが…
あんまり、神経質になるのもよくないと思います。 