がんサバイバー女性のための情報サイト|ニュース・ピアリング

顧問医師のご紹介

女性のがん患者さんたちのサポートコミュニティ「ピアリング(乳がん、子宮がん、卵巣がん)」「ピアリング・ブルー(大腸がん、消化器がん)」は下記の顧問医師の監修のご協力を得て運営しています。

ピアリング医療顧問

外科専門医•乳腺専門医
鈴木 瞳 先生

一宮西病院乳腺外科所属

メッセージ

「どうして私が…?」「どうして今なの…?」。がんと告知されてすぐは目の前が真っ暗になり、世界から自分だけが取り残されたような気持ちになります。

女性として、妻として、母として、娘として…。あらゆる役割を担って毎日生活している皆さんにとってはなおさら、そんな思いというのはとても強いものではないでしょうか?

私は、2012年から聖路加国際病院ブレストセンターに勤務し、乳腺外科医として診療に携わる中で、多くの乳がん患者さんと出会いました。そして、がんと向き合う過程で、絶望や苦しみ、悲しみや恐怖など、様々なことを経験しながらも、その困難を乗り越えた先に、強く輝き、明日に向かって羽ばたいてゆく沢山の女性を見てきました。

現在、結婚・出産を機に愛知県の一宮西病院乳腺外科に赴任しておりますが、やはりそんな女性たちにパワーをもらいながら日常診療にあたっています。

前向きに生きる女性たちの存在は私にとってとても大きく、診断や治療を通じて、一人ひとりに寄り添って共に歩んでいく幸せに、日々感謝しています。

いつでもどこでもオンラインでつながりを持てるPeer Ringは、仕事や家事と治療の両立で忙しい女性の強い味方だと思います。診察室では相談できない悩みやふと沸いた疑問を、気軽に打ち明けてみてください。そこにはきっと、手を差し伸べてくれる温かい仲間が待っています。

このSNSを通して、診察室では直接お話しできない皆さんにも、適切な医療情報が伝わるお手伝いができればいいなと思っています。

神様は、乗り越えられない試練は決して与えません。そんな試練を乗り越えられる皆さんは、未来へ向かって輝くための、選ばれし存在だと思います。

医師として、共にがんに立ち向かう女性の一人として、皆さんのことを、心から応援しています。

ピアリング・ブルー医療顧問

腫瘍内科医
押川 勝太郎 先生

宮﨑善仁会病院腫瘍内科医/NPO法人宮崎がん共同勉強会代表理事/がん防災YouTuber


メッセージ

がんの半分以上は原因不明で完全な予防は不可能とされており、日本では二人に一人ががんになる時代です。

がんと言えば、30年前は患者の悩みのトップは抗がん剤による吐き気・嘔吐だったのですが、副作用対策薬の開発のおかげで、今やトップテンにも入っていません。
代わりに家族への負担や仕事、社会生活への影響が悩みの上位に繰り上がってきました。がんと治療の直接の負担よりも、それに伴う人間・社会関係への影響がクローズアップされるようになったわけです。

これらは病院側の努力ではどうにもならない事が多く、数あるがん患者会やがんコミュニティが支援の一躍を担ってきました。ところが、罹患総数第1位の大腸がん(※)の患者会は大きなところがありません。その理由は、ありふれたがんであり、手術で完治することも多いせいかも知れません。

しかし、治療後に人工肛門や排便異常など、話しづらい悩みを抱える方も多く、社会や家庭で多くの役目を果たしている女性からは、同じ立場の相談相手が切望されています。ステージIVであっても、薬物療法の発展で、治療に向き合いながら日々の暮らしを長く続ける方が増えた今、互いの支えとなるネットワークの必要性が増しているのです。

折しも新型コロナウイルス感染症のため、現地開催が厳しくなってきたがん患者コミュニティの中でも、女性がん患者のためのオンラインがんコミュニティ・ピアリングは大変賑わっています。そこで当方が医学顧問を拝命し、女性のコミュニケーション力をお借りして、女性のための大腸がん消化器がんSNSコミュニティ・ピアリングブルーを設立することになりました。

これからのがん治療人生を支えるため、女性大腸がん消化器がん患者・サバイバーが集える「場」を構築できるよう、是非皆様にご協力をお願い申し上げます。