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【ご報告】「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大によるがん患者さんへの影響緊急調査」

ピアリング会員の皆さまにご協力いただいた、新型コロナウィルス感染症感染拡大によるがん患者さんへの影響緊急調査。なんと、1週間で、1101人もの方々にご参加いただきました!

こんなにも多くの皆さまにご協力いただき、心から感謝いたします。
がん患者さんの向き合っている現状を知っていただき、安心してがん治療を継続できる環境づくりに貢献することを願っています。

アンケートの結果概要はこちら↓

◇調査対象(n=1101)

◆対象者の罹患しているがん種



◆年齢分布

 

◆居住地

家族構成

◇アンケート結果

◆がんの状況についてお答えください

 

◆新型コロナウィルス感染拡大により、がん治療に関して影響を受けましたか?(3月以降の状況)
→回答者の約4人に1人が「影響あり」と回答しました。



居住地域と、受けている影響との関係性は…
→特定警戒都道府県外では、「あまり影響はない」「全く影響はない」と答える人の割合がやや多くなりました。一方で、「大きく影響をうけている」「少し影響をうけている」人の合計は、特定警戒都道府県の内外問わずに、ほぼ同じ(約25%)となりました。



◆「影響あり」とお答えの方へ「どんな影響」を受けましたか?
→治療の遅延、診察の延期等の影響や、感染への不安から通院を延期するケースがみられました。


◆治療の進行状況と、受けている影響との関係性は…
→治療開始前の患者さんへの、「治療や手術の遅延」による影響が目立ちました。



◆新型コロナウイルスに自分や家族が感染する不安をどの程度感じていますか?
→「自分や家族が感染する不安を感じている」のは97.2%で、4月のNHK世論調査による一般の
回答89%を上回りました。

 

◆新型コロナウィルスに関して、感染の不安以外にどのような不安を感じていますか?
→85%以上が「医療崩壊または病院のひっ迫による治療の遅れ」と回答しました。

 

◆4月以降の体調について、以前と比べて強まったと感じる項目は?
→回答者の3割以上に、「気分が落ち込んで暗くなる」変化が生じていました。


◆治療の進行状況と、体調変化との関係性は…
→治療開始前の患者さんでは、他の患者さんに比べて、「気分が落ち込んで暗くなる」「不安で眠れないことがある」の比率が高い傾向がみられました。


◆新型コロナウィルスに関する、行政や医療機関の対応について感じていることは?(自由回答)
→通院による感染や医療崩壊への不安、医療機関への感謝の声などが挙げられました。(596件より抜粋)


◆新型コロナウィルスの影響で、実際に参加する予定だったがん患者向けのセミナーや、患者会等が中止もしくは延期、開催方法が変更されたことはありましたか?
→回答者の約3割が、「患者会等の延期、開催方法の変更があった」と回答しました。

 

◆新型コロナウィルスの影響で、がん患者向けの医療セミナーやがん患者同士の交流の機会が減っている状況かと思います。これに関して、あてはまるものにチェックをお願いします。
→「特に影響がない」が5割超だった一方で、1101人中176人が「ストレスや孤独感がある」と回答しました。また、95人は「情報を入手できず、困っている」と回答しました。

 

参考)
アンケート実施主体:一般社団法人ピアリング
アンケート実施手法:オンラインアンケート
アンケート監修:乳腺外科医 鈴木瞳医師(一宮西病院)、婦人科医 原野尚美医師(杏雲堂病院)
アンケート分析:松村聡子(一般社団法人ピアリング)
アンケート実施期間:2020年4月19日より1週間
総回答数:1,101件

               
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