抗がん剤などの治療で、副作用があるとき。吐き気や味覚障害で、食欲がない。
身体がだるくて、家族のご飯まで作るのがつらい…。
そんな時でもエンヤコラと台所に立つ方が多いことでしょう。
ピアリングでは、新たに顧問栄養士として「梅ちゃん先生」こと、梅田やすこさんを迎え、副作用があるときでも美味しく食べやすく、作りやすく、免疫力の高まる元気レシピをご紹介していきます。
大学病院で、がん患者さんの栄養管理も担当してきた経験を持つ梅ちゃん先生から、がんと向き合うために必要な食のこと、いろいろ教えていただきます!
まずは、ピアリング顧問栄養士・梅田やすこさんのご紹介から。
ピアリング顧問栄養士:梅田やすこ
プロフィール
モットーは、「命を尊び、想いに寄り添う!心と体の健康を食からサポート!」
幼稚園教諭を経験後、調理師として会席料理店・薬膳料理店などで勤務しながら管理栄養士を取得。大学病院、クリニックにて勤務。
現在は小児科内科での栄養相談、保育園の栄養管理・給食管理、専門学校講師、在宅栄養管理、体質改善相談を中心に、レシピやコラム監修などを行う。これまでの栄養相談件数は2万件以上。
様々な経験を経たことで、老若男女全ての方が食べることが基本であると痛感する。そこには心がホッとする、楽しい食事を通してほころぶ笑顔が、癒される心があり、健康な身体作りに繋がるということを身をもって感じる。
管理栄養士として個々の心・生活リズム・体調に沿った栄養相談を行う他、「まごはやさしいわ」の普及活動、またマナー講師の資格を持ち、「箸」の伝道師としても日本箸文化協会と共に普及活動を行う。
本日は、やさしい味わいのスープレシピをご紹介。低カロリーのきのこと鶏肉の組み合わせは、体重が気になるダイエット部のみなさまも要チェックです。
鶏ささみ肉または鶏ひき肉 50g
えのき 50g(1/2袋くらい)
なめこ 40g(1/2袋)
干ししいたけ 2枚
昆布 5cm×10cm
干ししいたけと昆布の戻し汁 2カップ (戻すときは 2カップ+50ml)
おろししょうが 小さじ1/2程度
春雨 15g
塩麹 小さじ1
醤油 小さじ1
きのこ類・鶏肉は胃腸を強くしてくれる食材です。整腸作用も望めるため、免疫力向上に繋がります。
鶏肉を入れることで、食欲がなくて少量しか召し上がれない方もエネルギーを摂取することができます。
なめこの力でスルッと喉ごしもGOOD!!
塩麹の塩分量は商品によって異なるため、お好みで調整してください。
文:梅田やすこ(栄養士)、ピアリング編集部