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ぴあれぽvol.41☆第22回笑顔塾「傾聴」ワークショップ開催レポート

こんにちは。ピアリング会員ロッカです。

今回は12月11日(土)に開催された、第22回笑顔塾「傾聴」ワークショップについてレポートしたいと思います。


この笑顔塾とは、医療者だけでなく様々な分野で活躍する専門家などをお招きし、不定期で開催しているピアリング学びの場です。

今回の講師は、一般社団法人がんチャレンジャー代表の花木裕介さん。
花木さん自身、がん罹患経験者でもあります。


ご自身の経験された嬉しかった関わりや、辛かった関わりのリアルなお話を伺いながら、傾聴の大切さついて考える流れとなっていました。
自分の治療が落ち着いてくると、今度は今まさにがんに向き合っている人の話を聴き、支えになりたいと思う方も多いのではないでしょうか?

今回のワークショップは、そんな時「傾聴」するにあたって大事なポイントを学んでいきます。
・真摯に耳を傾けること
・気の利いた言葉を伝えようとしない
・沈黙があっても無理に話そうとしない
・うなづき、相槌を意識して

これらを意識しながら、ここからはブレイクアウトルームへ移動。3人1組のグループとなり
A 悩みを話す人
B 悩みを聞く人(傾聴する人)
C オブザーバー、タイムキーパー(客観的に見る人)
A,B,Cの役割を全てやってみます。

私も体験してみましたが、ポイントを踏まえた傾聴が難しい!
特に沈黙が耐えられませんでした…。
そして悩みを話す側もやってみると、しっかりと話を聴いてくれるとどんどん話したくなるのを実感しました。
ロールプレイ終了後、みなさんの顔が柔らかくなっているように感じましたが、これは傾聴効果でしょうか?とてもいい時間を過ごせたのではないかなと思います。
という事で、締めに花木さんがご挨拶くださり、約2時間のワークショップは終了となりました。


今回の「傾聴」ワークショップで、寄り添い方について考えるきっかけが出来たのではないでしょうか?

今回の講師、花木さんからのメッセージ

今回の傾聴ワークショップは、一方的なインプットの機会ではなく、参加者の皆様自身、傾聴の実践にもチャレンジしていただく内容にしました。


メインとなるロールプレイでは、各ブレイクアウトルームにお邪魔させていただきましたが、いずれのルームでも皆様真剣かつアットホームな雰囲気でロールプレイに取り組まれており、中には涙をにじませる方の姿も……。
皆様、傾聴によるかかわりの持つ効果を感じていただけたのではないかと思います。


また当日いくつかいただいたご質問の中には、「『相手がアドバイスを求めているのか、聴いてほしいのかわからない』のでポイントを教えてほしい」というものもありました。
これは難しいですよね。相手の本心がどこにあるのか、私自身いつも苦心しています。
そんなときは、「相手(罹患者)主体のかかわりを心がける」という原点に立ち返り、相手の方が何を望んでいるか、実際に確かめながらかかわるようにしています。
例えば、相手の方がある程度話し終えて、少し沈黙など流れたときなどはこんな質問をしてみてもいいかもしれません。
「ここまでお話を伺わせてもらって有り難うございます。ところで、何か私に聴きたいことなどはありますか?」といった具合いに。


自分が話しているときも、沈黙のときも、あくまでも、相手に主導権を委ねつつ、その上でできることはないかと探っていく。
こうした配慮によって、相手の方にとっては、押しつけられることなく、自分のペースでコミュニケーションを図れる安心できる場になるのではないかと思います。


そして、そういう場が増えていくことで、皆様にとっても安心してお話しができる場がますます増えていくことを願って、私自身これからも活動していくつもりです。また皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

まだまだ花木さんへお聞きしたかった方もいらっしゃると思います。
そんな皆さんへ花木さんからのメッセージをご紹介して、レポートを締めさせていただきたいと思います。

それではみなさん、少し早いですが良いお年を!

ピアリングレポーター・byロッカ

               
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