みなさん、こんにちは、ピアリング会員のともこもちです。
2月といえばバレンタインデーですね。店頭でもネットでも美味しそうなチョコレートがたくさんありますが、みなさん今年はどんなチョコレートを買いましたか?
さて、バレンタインデーの前日2/13(土)、私は第16回ピアリング笑顔塾オンラインセミナーに自宅から参加しました!
セカンドオピニオンというと、私自身は、約1年半前の乳がんの告知を受けた後の病院選びや、セカンドオピニオンを受けようと思ったときのことなど、様々な葛藤の記憶が思い起こされるのですが、今後のためにも、セカンドオピニオンの一般的な手順など知っておくのによい機会だと思い申し込みました。
講師は横浜市立大学附属病院の山田顕光先生(乳腺外科)とルイズ横田奈朋先生(産婦人科)。
笑顔塾オンラインセミナーは、申し込み後、参加方法がメールで送られてきましたので、注意事項など確認して、当日Zoomをミュート&ビデオ停止にして参加しました。
最初に、ピアリング編集部さんからご挨拶などあり、次に、乳腺専門医の山田先生の講義でした。
セカンドオピニオンを受けたいと思っても、主治医に言い出しにくい、という悩みはよくあると思いますが、山田先生は、「先生(主治医)のことは信頼していますが、…」や、「(私じゃなくて)家族がセカンドオピニオンを受けるようにと…」など、言い方のコツを教えてくださりとてもためになりました。
みなさんも、もし機会がありましたら、主治医へのセカンドオピニオンの相談の際の参考になさってください。
また、私は婦人科系がんの知識がとても乏しい(ほぼ無い)ので、婦人科腫瘍専門医の横田先生の講義もとても興味深く拝聴しました。
婦人科悪性腫瘍は多岐に渡っていること、標準治療が確立されていない婦人科系希少がんは、医師も悩むところであるので患者と医師との話し合いが非常に大事、婦人科がんの手術では、婦人科腫瘍専門医がいるかどうか、鏡視下手術は設備がないとできない、腹膜ストリッピングなど侵襲性の高い術式が可能かどうか、など治療に応じた病院選びのポイントといった、私にとっては大変参考になるお話でした。
それから、乳がんと婦人科系がんの両方に言えますが、治療開始時期が遅れることが病状に影響することもあるので、主治医に次の治療までに待機可能な日数について確認することも大事です。
Zoomのチャットで参加者が質問できる、質疑応答タイムもありました。
主治医とセカンドオピニオンで治療方針が異なった場合は、どうすればよいか、とても悩むと思いますが、その場合は、セカンドオピニオンの意見を主治医に持ち帰り、主治医と話し合い、今後の治療方針を決めるというのが、基本の流れのようです。
また、セカンドオピニオンは保険診療ではなく自費診療に該当するので、其々の病院で料金設定が行われているため、病院により料金の差があることがわかりました。
山田先生も横田先生も説明も資料もとてもわかりやすく、また、質問に対しても、にこやかで優しく丁寧に回答してくださいました。
実際に、セカンドオピニオンを行動に起こすときは、上手く行かないこともあると思いますが、悩んだときは、がん相談支援センターに相談するとよいということです。
ピアリングダイアリーを見て、他の方の治療や検査が自分の受けているものと違うと不安に思ってしまうことが私自身あります。
ですが、病状は似ていても本来ひとりひとり違うので、やはり、疑問は主治医と相談して治療と向き合うことが基本であり、また、納得した治療を受けるためにもセカンドオピニオンを積極的に活用していただきたいと今回のセミナーで先生はおっしゃっていました。
ところで、ピアリング笑顔塾は、過去に何回か参加されていてお馴染み方もいれば、私のように初心者で馴染みが薄い方もいらっしゃると思います。
コロナ禍になる前のリアルイベントの様子をピアリングダイアリーでみると羨ましくも思いますが、オンラインは遠方の方も参加できたりと、オンラインならではの良さがあります。
気が向いたら、試しに気軽にご自宅から参加してみるとよいと思います。いつの日か、リアルイベントでみなさんとお会いできることを楽しみにしています! !(^-^)!
ピアリングレポーター・by ともこもち