2021年に実施して大好評だった、クリスマス公募プロジェクト「こんなクリスマスプレゼントが欲しい☆」~がんを経験した今、あなたが贈られたら嬉しいもの、教えてください~
2022年も「がんを経験した女性を支えるがん保険」を提供するMICIN(マイシン)少額短期保険とPeer Ringのコラボレーションで実施しました。さらに今年はYouTubeピアリングチャンネルでライブ審査会を開催。審査員・視聴者投票で受賞作品を決定する新しい試みも行われました。
「今年クリスマスに贈られたら嬉しいプレゼントはなんですか?」
「治療を頑張った自分にご褒美を贈るとしたら、どんなものでしょう?」そんな問いかけに応えて、前年の208件を大きく上回る264件もの応募がありました。
涙が溢れたり、思わず笑顔になってしまうような珠玉の264作品に向き合い、悩みに悩んで審査員の皆さんが決定した受賞作品を、ライブ配信の様子を交えてご紹介します!
■審査員
・タレント・声優 矢方美紀氏
・MICIN少額短期保険株式会社 代表取締役 笹本晃成氏
・グラフィックデザイナー・卵管がんサバイバー 一般社団法人ピアリング理事 望月ミサ氏
■総合司会
・瓜生享子氏(うりさん)
■受賞作品
5年前、会社の人間ドックで左乳癌が見つかり、2年後、次は右乳癌、骨転移も見つかりました。エンドレス抗がん剤治療となり精神的にも随分落ち込みましたが、主人と娘から励まされ、抗がん剤治療を続けています。私をいつも前向きにさせてくれる家族のおかげで頑張ろうという気持ちになることができます。主人は気晴らしに色んなところに連れていってくれます。家族に助けてもらいながら生かされていることに感謝しています。
リンパ節転移もあり、左側はリンパ郭清した為、指輪はしない方が良いということで結婚指輪、ずっとしていたのに外さなければいけなくなりました。これからも主人と一緒に支えながら生きていきたい、病気になってその事を強く思いました。大切な結婚指輪できなくなりました。
クリスマスプレゼントはその結婚指輪をネックレスにしたいので、18金のチェーンが欲しいです。主人からもらった指輪をずっと身につけていたいのです。
審査コメント:笹本晃成氏(MICIN少額短期保険株式会社 代表取締役)
どの作品もほんとに素晴らしくて、涙をこらえるのに必死だったのですが、この作品を読んだときには涙をこらえられなかったというのが一つ。
そして、「結婚指輪をネックレスにしたい」って、男性側からしたらそこまで言われる人は幸せだなと思ったのと、そう言われるような夫婦関係を築いてこられたことにとても感動したので、最後はこの作品を選ばせていただきました。
副賞:ギフト券5万円分
私が今もらって嬉しいものは、 「箱いっぱいのプロテインバーとスポーツドリンクの詰め合わせ」です。
去年11月に乳がんと診断され、 クリスマスは病院で過ごしました。 不妊治療の末妊娠しましたが稽留流産してしまい、また次頑張ろうと思っていたときに告知されました。 ホルモン治療中の今、将来のことを考えると不安になるときもありますが、暗い気持ちを吹き飛ばすぐらい、夢中になっていることがあります。
「卓球」です。
病気になる前からやっていたのですが、 体力が回復した今は全力で頑張っています。 元気な私でいられるのは、卓球と、卓球をできる環境にしてくださっている方々、一緒に卓球をしてくださっている方々のおかげだと思っています。 感謝の気持ちを込めて、差し入れとして、スポーツドリンクやプロテインバーを配りたいです。そしてまたみんなで楽しく運動をして、 元気に過ごしていきたいと思っています。
審査コメント:矢方美紀氏(タレント・声優 )
自分自身も治療が大変だったり、色々なことを経験している中で、「卓球」という一つの好きなことを、自分だけじゃなく他の方にも差し入れで元気になってもらいたい、楽しく過ごしていきたいというメッセージが、自分以上にまわりのことを考える「サンタさん」みたいだと思いました。今回プロテインバーとドリンクが届いたら、またそこからたくさんの方に幸せを届けてほしいなと思います。
副賞:箱いっぱいのプロテインバー+ドリンク+茶こし付きおしゃれタンブラー
11年前、夏休みの乳がん健診から精密検査を受けた。経過観察とのことで安心感から泣きながら母に電話したが、セカンドオピニオンに行くようにと一緒に喜んでくれなかった。そして、がん専門病院で再検査。「1.5センチで見逃してしまいそうだが、よく受診しましたね」と告知された。病院で「孫にどう伝えたらいいの?」と嘆く人の声に、髪も胸もない私は、出家した気持ちになった。治療スケジュールから卵子凍結も間に合わなかった。
8年後、こんな私を受け止めてくれる人に出会って、結婚した。彼は京都に転勤になり、遠距離婚となったが、毎日電話することが今のルーティンとなり、週末に一緒に過ごす時間は貴重。
今年3月、人間ドックで肺の見逃してしまいそうな位置に影が見つかり、精密検査。肺転移だった。11年後の再発。贈られて嬉しいものは京都行きの新幹線のチケット。命に限りがあると教えてもらったから、一緒に過ごす時間を大切にしたい。
審査コメント:笹本晃成氏(MICIN少額短期保険株式会社 代表取締役)
エッセイを読んで映像が浮かんだということ、そして今すぐ京都に行ってほしい!と思い、この作品を選ばせていただきました。
副賞:JTBギフト券5,000円
第三子妊娠中にステージ4の乳がんがわかりました。 抗がん剤、副作用、骨転移による痛み、沢山の薬…色々なことを一緒に乗り越えて無事に産まれてくれた我が子は、可愛くてしかたありません。 それなのに、副作用や転移の痛みで思うよう動けない、お世話もできない自分が情けなく、悔し涙を流す日もたくさんあります。
こんな私にサンタさんがきてくれるなら…木のおひつが欲しいです。産休に入ったら圧力鍋でご飯を炊いて、おひつを使った生活をしたいと思っていました。
病気がわかってから今日まで、やりたいことを諦める毎日でした。でも、そんな日々とはお別れをしたいのです。
小さなことでいい、やりたかったことを1つずつ実現していきたいと思っています。
審査コメント:望月ミサ氏(一般社団法人ピアリング理事)
やっぱり「やりたいことを実現したい!」ということの背中を押したい!と思いました。ほんとはみんなにプレゼントあげたいんだけどね~
副賞:Amazonギフト券5,000円
望遠鏡が欲しいです。
星のことなど興味もなかった私ですが、ピアリングで宇宙ステーションのきぼうの話を知り、軽い気持ちで空を見上げると、夕暮れの空にぴかぴか光る飛行機のようなものが確かに私の上を通り過ぎて行きました。 おおー!っと何とも言えない気持ちに包まれました。
日々の暮らし、病気のこと、目の前のことにいっぱいいっぱいだった私は宇宙がそこにあったことや、星があることなど忘れていました。上をむいてきぼうを見つけるって響きも素敵だし なんといっても大好きな仲間と空を見上げて繋がっていられる喜びは爽快です。 きぼうも 星も 宇宙も よく見てみたい!という欲望がむくむくと湧いてきております。
そしていつか私の子供が望遠鏡を手に取った時に きぼうを見つけてくれたら嬉しいなと思います。
審査コメント:望月ミサ氏 (一般社団法人ピアリング理事)
オーディエンス賞にふさわしい作品ですね!仲間と空で繋がろうという気持ちの入った作品です!
副賞:Amazonギフト券5,000円
2度の開腹手術、抗がん剤、ニット帽で寒さを凌いだ昨年のXmas。負の感情に支配された半年間、目の前の治療に向かうことで精一杯でした。
私は趣味で絵を描いています。抗がん剤の副作用で手の痺れが出ましたが、リハビリも兼ねて色々な絵を描いて応募するようになりました。塗り絵は特に良いリハビリでした。あれからまた1年、2度目のXmasを迎えようとしています。今では手の痺れも取れ、絵も描き続けており、今は祖父母にプレゼントする似顔絵を作成中です。
私がXmasに欲しいものはイラストを描く時に使う「コピック」というマーカーペンです。 今でも「どうして病気になってしまったのか」と考えてしまったり、再発の恐怖もあります。リンパ節郭清をしたことにより足はむくみやすく、以前のように動く事はできません。
失ったものは大きい、でも私であることは変わらない。
人生まだまだ!これからも楽しむつもりです!!
【特別プレゼント】一般社団法人ピアリング理事として審査に参加したミサさんはグラフィックデザイナー。この作品を読んで、昔揃えたものの、ほとんど使わずに大切に持っていたコピックをプレゼントすることにしました。
審査コメント:望月ミサ (一般社団法人ピアリング理事)
「30年も眠っていたペンたちに、新しい活躍の場ができたことが嬉しくて。私にとっても感激のプレゼントでした」
【矢方美紀氏(タレント・声優 ) 】
素敵なクリスマスの発表でした。今回読ませていただいた中で、ピアリングがあったから繋がった、とか、そこから生まれた言葉がすごくたくさん並んでいて、ここでの出会いがすごく大切にみなさんの中で繋がっているんだな、日頃の楽しみになっているんだな、ということを改めて感じました。私も最初の頃に「こんな治療をしたよ」とか書いていたんですが、そのときにすごくユーザーのみなさんのコメントで支えていただいたので、今日はみなさんと同じ時間を持てたというのがクリスマスプレゼントだったなと思います。今後またこういう機会があったら、オンラインではなく直接会えたらいいなと思います!
【望月ミサ氏(一般社団法人ピアリング理事) 】
美紀ちゃんに「オンラインじゃなくて直接会えたら」って言われて、ああそうだ、今はZoomで審査会やってるけど、ゆくゆくはMICIN×PeerRing公募プロジェクトもホールを借りてみたいな。まずは会議室ぐらいから始めて、ゆくゆくは武道館ぐらいまで広げたいと思っていますので(笑)夢が広がりますね!まだ2年目のプロジェクトですけど、ぜひこれからも続けていけたらいいなと思っています。本当に笹本社長いつもありがとうございます。来年もたくさん選んでください。よろしくお願いします。
【笹本晃成氏(MICIN少額短期保険株式会社 代表取締役)】
これまでも、ピアリング会員の皆さまには、アンケートやインタビューでご協力いただいてきました。
たくさんの患者さんにインタビューをする中で、女性のがん経験者の皆さまは、会社や家族のこと、子どもの教育費などを心配しておられ、ご自身も辛いはずなのに、どうして人の心配ばかりされるんだろう、という思いが胸に引っかかりました。そこで、今頑張っておられる皆さまにクリスマスプレゼントを届けたいと思い、2021年に1回目を開催させていただきました。皆さまが送ってくださった作品は、本当に感動の嵐で「なんて素敵なイベントなんだろう。次もぜひ開催したい!」と強く思いました。今回の2回目も皆さまのご協力のもと開催できてとても嬉しく思っています。
また、皆さまから「マイシンってどんな会社なの?」というお言葉をいただくことがあります。もし興味がありましたら、ピアリングに掲載しているリンクから資料請求していただき、こんな保険があるんだということを1人でも多くの方に届けられればと思っております。これからも一生懸命、よい保険を作っていきたいと思っておりますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。
【MICIN少額短期保険株式会社 概要】
会社名:MICIN少額短期保険株式会社
所在地:東京都千代田区大手町2-7-1 TOKIWAブリッジ12階
設立:2020年2月4日(2021年7月開業)
代表者:代表取締役 笹本晃成
事業内容:少額短期保険業
コーポレートサイト:https://micin-insurance.jp
<MICIN少額短期保険の「がんを経験した女性を支えるがん保険」について>
通常、がんに罹患した方は、生命保険に新たに加入する条件が厳しく、また加入できたとしても保険料が高額になってしまうことが多いのが現状です。そのような方たちにも保険加入機会を提供できるよう、罹患者や医療者の声を直接聞き、健康な人が「病気に罹患する前」や「未来」に備えるためのものではなく、「罹患した後」に入ることのできる、新しい保険を開発いたしました。
【特徴】
◆女性特有のがんの手術から6か月経過でお申込み可能
乳がん、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの手術をされた方が対象となり、現在、がんの通院治療をされていてもお申込みいただけます。
◆がんと診断されたら、がん診断給付金80万円を一括給付
新たながんや再発と診断されたときにがん診断給付金をお受け取りいただけます。給付金はご自由にお使いいただけます。
◆ニーズに合わせて選べる保障プラン
死亡保険金・高度障害保険金は、なし(0円)から300万円までお選びいただけます。
がん診断給付金のみの保障にして毎月の保険料を安く抑えることも、ご家族のために保険金を残すこともご選択いただけます。
※ご加入には条件・審査があります。
「再発がとくに不安な時期に」、「家族にまた負担をかけたくない」、「がんになる前に保険に入っていれば」という方にお申込みいただいています。
「がんを経験した女性を支えるがん保険」の詳細はWEBサイトをご覧ください
第二回目となりましたMICIN少額短期保険×PeerRing公募プロジェクト。
今年もクリスマスの温かな雰囲気にぴったりの素晴らしい作品を数多くお寄せいただきました。「がん」を経験することで、周囲への感謝や時間の大切さなど、改めて気づかされた想い。そしてその先に繋がる希望。みなさまの素晴らしい作品の数々をご応募いただき、誠にありがとうございました。
MICIN-2301-S-0238-00