みなさんは、がん情報の収集に、対話型AIをお使いですか?
最近では、ChatGPTをはじめ、GeminiやCopilotなど、たくさんの対話型AIが登場し、調べごとも、とても簡単になりました。
しかし、便利ないっぽうで、AIには、膨大な情報漂うネットの海から、事実に基づかない内容も組み合わせて、もっともらしく答えてしまう「ハルシネーション(Hallucination)」というリスクもあるのです。
ですから、ピアリングではこれまで、AIで生成した医療情報のピアリング内での共有を「非推奨」としてきました。
それでもやはり、治療や再発の不安、日常生活の工夫、家族への思いなど、がん罹患者には、日々、疑問や不安、悩みがつきまといます。でも「忙しい主治医にゆっくり質問できない。家族に心配かけたくない」という方は多いもの・・・。
そんな時、安心して頼れるAIが欲しい!というニーズに応えてくれるのが、AI搭載対話型がん相談サービス「ランタン」です。

「ランタン」は、一般財団法人在宅がん療養財団が開発・運営するサービスで、患者さんやご家族が抱える疑問に、24時間365日、スマートフォンやパソコンから気軽に相談できる仕組みを提供しています。
「ランタン」の最大の特徴は、がん治療の最前線で活躍する医師・看護師・薬剤師などの専門家が直接監修していることです。東京大学名誉教授や帝京大学医学部教授をはじめとする国内トップクラスの専門家が企画・編集に関わり、臨床現場で培われた知識と経験を反映しています。
「ランタン」では、一般的な生成AIに現れる、事実に基づかない情報をもっともらしく答えてしまう「ハルシネーション」を防ぐために、RAG(Retrieval-Augmented Generation)という仕組みを導入。
これは、AIが回答を生成する際に、専門家がチェックしたナレッジベースを参照しながら答える技術です。
「ランタン」では、専門家が選定した、がんの信頼できる情報や米国NCCNガイドライン、在宅がんウィットの独自コンテンツを組み合わせることで、回答の精度と信頼性が大幅に高まり、患者さんやご家族が安心して利用できる、医学的に正しく最新の情報が提供されるようになっています。
「ランタン」は、がんに関する幅広いテーマをカバーしています。
• 治療法:手術、化学療法、放射線療法から最新のゲノム医療まで
• 副作用:薬によるしびれや痛み、皮膚の荒れなどへの対応方法
• ケア:痛みや心のケア、生活上の工夫、介護や看取りに関する知識
• 制度:医療費や介護制度、相続や支援制度など、暮らしに直結する情報
例えば「乳がんでトリプルネガティブと言われました。どんな治療法がありますか?」といった質問や、「ゼローダを飲んでいて手足が痛みます。どうしたらいいでしょう?」といった副作用への相談にも、専門家監修の知識体系に基づいた回答が返ってきます。
ピアリングスタッフも試しに
「クリニックで乳がんと言われ病院の紹介をされました。これからどんなことがありますか?」
「仕事のことが心配です。いつ会社に言ったらいいでしょう?」
「小さい子供のことが心配です?」
「妻が乳がんと診断されました。私は何をしたらよいでしょうか?」
などの疑問を、ランタンに入力してみました。すると信頼感のある回答が導きだされ、ランタンが参照した情報源も、提示されています。エビデンスがあるもの・ガイドラインにある情報がピックアップされているので、特に医療情報について安心して見られると感じました。
がんに関連することで、疑問が生じたら、いったん「ランタン」に訊いてみて、それでももう少しきちんと聞きたいことがあれば、先生や看護師さんに実際に質問する、という使い方もできそうです。当事者だけでなく、当事者家族や、医療者も活用できます。
「ランタン」は、スマートフォンやパソコンから簡単にアクセスできます。
• LINEを利用する場合:公式アカウントから質問可能
• Webブラウザから利用する場合:ランタンAI公式サイトへアクセス
上記に教えてほしいことを入力してみてください。
私たちにとって、がんとの向き合い方は人生の大きなテーマです。
治療の選択、家族への思い、仕事や生活との両立――その一つひとつに悩みや不安が伴います。
「がんのことで知りたいことがあったら、ひとまず『ランタン』に聞いてみる」をどうぞお試しください。
文責:ピアリング事務局
