がんの治療では、どのような治療法であっても、運動不足や日常の活動量が低下する状態になりがちです。
入院中であれば歩く歩数も少なくなりがちのため、筋力が低下し体力も全般的に低下し疲れやすくなります。
また、肩周辺の手術後には怖くて動かす範囲が小さくなるため、より関節がこわばり動かしにくい状態に陥ることも少なくありません。体力はひとそれぞれですが、一度は皆さんも、「運動しなくちゃ・・・」と思ったことがあるのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな悩みや困りごとを一緒に解決してくれる 運動×コンディショニングのスペシャリスト「ルネサンス運動支援センター」をご紹介します。
日本全国展開のフィットネスクラブ・ルネサンスが開設した「ルネサンス運動支援センター」は、がん患者に特化した運動施設で、大阪国際がんセンターの中の患者交流棟にて運営されています。
また、大阪国際がんセンター認定がん専門運動指導士が常駐し、指導を担当されているので、治療のことや副作用のことなどいろいろと相談にのりながら自分にあった運動プログラムを提供してくれる、日本全国にも、ここにしかない施設です。
ルネサンス運動支援センターのパーソナルトレーニングは、主に2つの方法で受講することができます。
また、医師から運動を禁止されていなければ、通院治療中でも参加可能です。
オンラインの受講でも、施設での受講でも、大きな流れは次の5つのステップで進みます。
いずれも、がん専門運動指導士が対応してくれます。
①「カウンセリング」
からだの状態や治療のこと、不安に感じていることなどを丁寧に時間をかけてヒアリング
②「からだチェック」
薬による副作用の有無やカラダの状態を確認し、安全で効果的な運動を実施するためのチェックを実施
③「運動プログラム作成」
カウンセリング・からだチェックの結果に基づき、最適な運動プログラム(メンテナンス含む)を作成
④「運動指導」
受講者のその日の体調やコンディションに合わせて、がん専門運動指導士がマンツーマンで指導
⑤「効果測定」
定期的にカウンセリングやからだチェックを行ない、必要に応じて運動プログラムの変更など、目標達成に向けたアドバイスを実施
『退院時に運動や体力づくりを勧められたけど、自分ひとりでは何をやったらよいのかわからない!』
という方でも、こういうサービスがあれば運動をスタートしやすいですね。
今まで参加した方々の持たれていたお悩みを、ルネサンス運動支援センターに直接お伺いしました。
『乳がんの手術による「肩や腕の痛み」「動きづらさ」があった』
『元の生活に戻ることを目指して、仕事の復帰や趣味の再開を考えていた』
『手術や化学療法などの副作用で「むくみ」が気になっていた』
『抗がん剤などの影響により、落ちた体力をもとに戻したかった』
『放射線治療による身体の「張り・痛み」を改善したかった』
これまでたくさんの方が、体力を取り戻してお仕事に復帰されたり、趣味を再開したり、肩が動くようになったりと、運動の効果を感じているそうです。
今の自分に合った運動プログラムを提案してくれると、気持ちも前向きになりそうですね。
私たちがん罹患者が、治療に向き合いながらも、自分らしく質の高い生活を続けるために、体力づくりやカラダのケアを寄り添いながら力強くサポートしてくれる企業の存在は心強いですね。
パーソナルトレーニング以外にも、ルネサンス運動支援センターでは、毎月1回の運動セミナーの開催(オンライン)や、youtubeでのエクササイズ情報の発信、大阪現地では対面リアルでの運動イベント などを実施していますので、興味のある方はこちらもおすすめです!
https://note.com/cancer_s_re_jp/
カラダに関する悩みや困りごとをどうにかしたい、これは誰もが感じていることかと思います。
カラダのメンテナンスや体力づくりが気になる方は、ぜひ、がん患者専門の運動施設「ルネサンス運動支援センター」の情報をのぞいてみてください。