みなさん、こんにちは。
そのポイントについて、乳房再建ナビゲーター・辻直子先生がわかりやすく解説します。
脂肪を吸引して
注入します
大きな傷をつくらず、体への負担も小さい為、日帰りか1泊入院で手術ができます。
更に温かく柔らかい組織の再建が可能というメリットがあります。
ただし、一回の手術で大幅なボリュームアップが難しい為、複数回の手術が必要となる可能性があります。
その為、乳房温存術後で切除量の多い方は皮弁と脂肪注入を組み合わせたり、乳房切除術後の方はシリコンインプラントと脂肪注入を組み合わせる方法を採用される場合もあります。
混合診療はできませんので、この場合は皮弁やシリコンインプラント挿入の手術とは別の手術で脂肪注入を行う必要があります。 また、自由診療の為、治療費が比較的高くなります。
☆ナビゲーター:辻直子
<プロフィール>平成10年信州大学医学部卒業。東京大学形成外科入局 自治医科大学形成外科助手、杏林大学形成外科助教を経てセルポートクリニック横浜院長。